同居で感じた子育ての価値観の違い|「帰ったらすぐ宿題」に揺れた私の話

⚔️ 勇者の記録(体験談)

第4話 突然アドバイスマン襲来

同居をしていると、さまざまな価値観に触れます。

食事のこと。

家事のこと。

そして子育てのこと。

今日は、今でも時々思い出す「宿題」の話です。


小学校入学後のお茶の時間

上の子が小学校に入学した頃のことです。

いつものように、お茶の時間を過ごしていました。

何気ない子育ての話から、宿題の話になりました。

すると小姑が言いました。

「うちはみんな帰ってきたらすぐ宿題だったよ。」

「最初が肝心だからね。」

すると義母も続きます。

「そうだよね。」

「家で預かった時もちゃんとやってたよ。」

その場は和やかな雰囲気でした。

誰も怒っていません。

責めているわけでもありません。

ただの会話です。


👹

「うちは帰ったらすぐ宿題だったよ。」


出た。

突然アドバイスマンである。

戦闘開始。


確かに理想だと思う

正直に言うと、

私はその考えを否定するつもりはありませんでした。

帰宅したらすぐ宿題。

確かに理想的です。

習慣もつくし、

後で慌てなくて済みます。

実際、多くの家庭で実践されている方法だと思います。

だから私は、

「その考えは違う」

とは思いませんでした。


でも私には別の考えがあった

私は少し違う考えでした。

学校は大人が思っている以上に疲れる場所だと思っています。

授業を受ける。

先生の話を聞く。

友達と関わる。

集団生活を頑張る。

大人でいう仕事のようなものです。

だから帰宅したら、

まずは一息ついてほしい。

おやつを食べる。

今日あったことを話す。

少しゴロゴロする。

そんな時間も大切だと思っていました。

もちろん宿題をやらせないわけではありません。

寝る前までには終わらせていました。


誰にも否定されていないのに揺れてしまった

今振り返ると不思議です。

小姑は

「こうしなさい」

とは言っていません。

義母も

「あなたのやり方は間違っている」

とは言っていません。

それなのに私は心のどこかで考えてしまいました。

私のやり方は違うのかな。

帰ったらすぐ宿題の方が正しいのかな。

私は甘い親なのかな。


同居をしていると、言葉の裏を読んでしまう

これは同居経験のある人なら共感してもらえるかもしれません。

嫁という立場になると、

言葉そのものよりも、

その裏側を考えてしまうことがあります。

「こうした方がいいよ。」

という言葉を聞くと、

「今のやり方はダメなのかな。」

と受け取ってしまう。

もちろん相手にそんなつもりはないかもしれません。

でも距離が近いからこそ、

何気ない一言が気になってしまうことがあります。


自分の考えで動くことが少し怖かった

当時の私は今よりずっと自信がありませんでした。

小姑は頻繁に実家へ来る。

義母もいる。

私は嫁。

そんな環境の中で、

「うちはこうします。」

とはっきり言う勇気がありませんでした。

誰かに反対されたわけではありません。

禁止されたわけでもありません。

それでも、

なんとなく空気を読んでしまう。

自分の考えを引っ込めてしまう。

そんなことがよくありました。


今なら思うこと

今なら思います。

子育てに正解はひとつではありません。

帰ったらすぐ宿題も素敵。

少し休んでから宿題も素敵。

大切なのは、

その子に合っているか。

その家庭に合っているか。

それだけなのだと思います。


私が学んだこと

以前の私は、

周りの意見を聞くたびに揺れていました。

でも今は、

人の意見を聞くことと、

自分の考えを持つことは別だと思っています。

アドバイスを聞いてもいい。

参考にしてもいい。

でも最終的に決めるのは親である自分です。

そう思えるようになった今だからこそ、

当時の自分に伝えたいことがあります。


「あの時の私へ。

自分の思いにもっと自信を持っていいよ。

無理に誰かのやり方を真似しなくていい。

『やってみようかな』と気を遣って合わせなくてもいい。

子どものことを一番近くで見ているのは、あなたなんだから。

少しくらい適当で大丈夫。

肩の力を抜いて、自分の子育てを信じていいんだよ。」


もしこの記事を読んでいるlevel1のお嫁さんがいたら、

ぜひ覚えておいてほしいです。

人の意見は参考書。

でも人生の答えを書くのは自分です。


⚔️勇者が今回手に入れた知識

⚔️ 子育てに正解はひとつではない

⚔️ アドバイスは参考意見のひとつ

⚔️ 人の意見と自分の考えは両立できる

⚔️ 親として決めるのは自分

⚔️ 自分の子どもに合った方法が一番大切


モンスター図鑑 No.003

👹 突然アドバイスマン

生息地:
お茶の時間・親戚の集まり・子育てトーク中

特徴:
悪気なく出現する

特殊攻撃:
「うちはこうだったよ」

勇者へのダメージ:
HP -3
MP -15

ドロップアイテム:
時々役立つ知恵


同居をしていると、

誰も悪くないのに心が疲れる日があります。

怒られたわけじゃない。

意地悪をされたわけでもない。

それでも少しだけ苦しい。

そんな経験がある人は、

きっと私だけではないと思うのです。