正直に言います。
私は「同居はおすすめしません」。
最初は「家族なんだから仲良くやっていけるはず」と思っていたし、結婚したての頃はむしろ新鮮で楽しくもありました。
けれど一緒に暮らしてみると、想像していなかった小さなストレスが積み重なっていきます。
たとえば――
洗濯物を北向きに干していたら「そんなことも知らないの?」とクスッと笑われて、すぐ直される。
キッチンに立てば「ちゃんとしなきゃ」と緊張するけれど、義実家の台ふきんは黄ばんだまま。「衛生観念どうなってるの?」と思ってしまう自分もいます。
さらに「甥や姪は学校から帰ったらすぐ宿題やるんだよー」と言われて、当時まだ就学前だった自分の子にまで求められているような気がして、いちいち神経をすり減らすことも。
…これが、私の“同居のリアル”です。
はじめまして、このブログを書いているゆるこです。
結婚をきっかけに同居を始めてから、日々のモヤモヤや気づきをこうして書き留めています。誰かの「わかる!」に繋がればうれしいです。
同居がつらい理由は、ドカンと大きな出来事よりも、**“小さな違和感やストレスが毎日積み重なること”**にあります。
例えば、
- ちょっとした生活習慣の違い
- 家事のやり方の細かい指摘
- 「こうするのが普通」という価値観の押しつけ
これらは一回だけなら我慢できます。むしろ「まぁ仕方ないよね」と流せることもあります。
でも、それが毎日続くとどうでしょうか。気づかないうちに心がすり減って、笑顔を作るのさえしんどくなってしまいます。
私はまさにこの「小さな積み重ね」に苦しんできました。
それは、目に見えないからこそ人には理解されにくく、「でも家賃もかからないし、いいじゃん」と軽く片付けられてしまうこともあります。
けれど本当に大変なのは、自分の心の居場所がなくなる感覚です。
家にいても落ち着かず、気づけば「明日もまた同じように過ごすのか」と考えてしまう…。
だから私は、自分の経験から「同居はおすすめしません」と言い切ります。
もちろん、うまくいく家庭もあると思います。けれど少なくとも私は、同居を続ける中で「楽しい」より「しんどい」が勝ってしまいました。
これから同居を考えている人に、私なりの注意点をお伝えします。
① ルールを決めてから始める
「なんとなく」で同居を始めると、あとから必ずぶつかります。
例えば、
- 家事の分担はどうするのか
- 光熱費や生活費は誰が負担するのか
- 玄関やキッチンなど共用部分の使い方は?
こうしたことを事前に話し合わないと、日常の中で小さな衝突が増えていきます。
② 自分だけのスペースを確保する
同居で一番つらいのは「常に誰かの気配があること」です。
だからこそ、自分が落ち着ける空間を持つことが本当に大事。
小さな部屋やコーナーでもいいので、「ここは私の居場所」と思える場所があるだけで、気持ちがかなり違います。
③ 期待しすぎない
「同居すれば助けてもらえるかも」「子どもの世話を頼めるかも」と思うと、現実とのギャップに苦しみます。
むしろ、お互いに干渉しすぎないぐらいの距離感を意識する方がうまくいくと感じました。
こうした工夫をしても、正直「同居はやっぱり大変」です。
でも少なくとも、何も考えずに始めるよりは、自分を守る準備ができます。
こうした工夫をしても、やっぱり同居は大変です。
正直、私ひとりではとっくに限界を迎えていたと思います。
そんな中で私が今もなんとか生きていられるのは、旦那と同じ境遇のママ友の存在が大きいです。
同じ立場だからこそ分かってもらえる苦しみや愚痴を、遠慮なく話せる場所があるのは本当に救いです。
そして、もうひとつ。
旦那が「とりあえず味方でいてくれる」こと。
これがなかったら、私はきっともうとっくに離婚していました。
完璧じゃなくても、旦那がこちら側に立ってくれている――その一点で、なんとかやってこれているんだと思います。
もしこの記事を読んでくれているあなたが、同じように悩んでいるなら。
このブログが、あなたにとっての「小さな支え」のひとつになれたらうれしいです。
